八百忠本店について
<ご挨拶>
八百忠本店は日本料理 和の料理屋という生業を通して、お客様の人生の節目における喜び、哀しみに触れられる席にお世話させていただけるこれほど有難い商売はないと感じております。
私たちは、これからもこの誇るべき日本の食文化をより素晴らしいものに更新し、繋いでいきたい。
お客様にとっての大切な時間を、いつまでも輝かしい思い出にできるよう、この先も日々精進致します。
八百忠本店をいつまでも選んでいただけますように。
八百忠本店 料理長 吉田 忠喜
創業天保年間 京の老舗 八百忠本店
当店は、「宝永5年」(西暦1708年)に店から程近い西福寺の過去帳に出てきて、商売が始まってる様に思われるのが、天保時代(1830年~1844年)に八百屋として誕生しました。 当代の理解が及ばない江戸時代のことです。
その後旅籠を経て、料理旅館へ、さらに平成に入り、老舗料亭へと姿を変えてきました。
いにしえの山城の里で生まれた八百忠は、今もこの歴史を脈々と受け継ぎ、地域になくてはならない大切な場を提供する料亭を目指し、生き続けています
八百忠本店のこだわり
常に進化する料理
当店の料理は、伝統的な「京料理」です。「変わらないこと」も大切に
旬の食材をふんだんに使い、常に新たなメニュー開発に取り組むことで、お客様に「鮮度感」を提供する工夫をしています。
これは、何度も訪れて下さる地域のお客様にも、毎回喜んでいただきたいという思いからです。
「八百忠に行くと、いつも何か珍しい、新しい料理に出会える」と言われ続けるために、料理を進化させ続けます。また、「変わるべきこと」として、時代の変化に伴い、
お客様の利便性を高めるために「お届け料理」も提供させていただいております。
歴史を刻み込んだ建物
当店の建物は、長い歴史を経受け継がれてきました。1945年終戦後の爆風1953年の南山城水害をはじめとする様々な天災、時代ごとのお客様のニーズの変化等に対応するため、少しずつ形を変えながらも、お客様の思い出を感じていただけるようなどこか懐かしい場所へのリニューアルを繰り返しています。
おもてなしの心
「おもてなしの心」は、料理店が「京料理店」であるための必須条件であると心得ております。
京都府無形文化財に指定された京料理を提供できることを誇りに思い、その名に恥じぬことなく、心のこもった接客はもちろん、五感に感動を与えられる様、限りあるお客様の時間、その一瞬一瞬におもてなしの心を表現します。
門をくぐり玄関を通ってお部屋に入り、お帰りになるまで、八百忠からのおもてなしメッセージを埋め込んでいます。
ぜひ、このメッセージを感じ取っていただきたく、皆様のお越しを従業員一同心よりお待ち申し上げております。